ほぼ、乙女ゲームのために、生きてます。

突如として乙女ゲームにどハマりし、人生のすべてを捧げだした妙齢女子の乙女ゲーマーな日々をつづっていきます!NO 乙女ゲーム、NO LIFE!

神々の悪戯/尊攻略完了しました

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「神々の悪戯」4人目、尊攻略完了しました。ので、感想いきます!

 

「ばか」のバリエーションがすばらしすぎた…!

 

「ばか」って言われると問答無用で脳内に幸せホルモンが分泌されるM女の皆さまにぜひご堪能いただきたい。そんなルートでした。

 

ここから全力でネタバレしてますのでご注意くださいm(_ _)m

 

 

 

 

 

パッケージとか公式見ていた時点ではまったくノーマークだったんだよね、尊のことは。だってさあ「眉なし、謎のカチューシャ、半分オールバック」て、外見的には好みの要素ゼロ。なのに他ルートでここまで滾らせていただいての、満を持しての尊ルート。

 

前評判とか感想とか極力読まない!って決めてたのに、誘惑に負けてまんまといくつかチラチラ見てたら、どうやら
糖度低めのスポ根シナリオらしいじゃないですか。

 

そうか…低めか….いいや、きっとわたしのことだ。意味もなくキュンキュンできるに決まってる☆


ってよく分からない自信まんまんでスタートしましたが、本当に…今までの誰よりもキュンキュんさせていただいたルートでした。

 

決して好きな声ではない。共通ルートの時はそのちょっと作られたダミ声っぽいの無理!って思ったけど、なんでだろちゃんと萌える。尊もギャンギャンいうキャラだけど、アポロンみたいなワンコ感があまりないのはなぜだろう。

ふつうに静かにしゃべった時のIQ高そうな声色にグッとくるんだよね。

 

で、いきなりキタ。
「ばか!おまえ……」だ・か・ら!「ばか」って言われると無条件で恋に落ちるので本当にやめてください。

 

はー、もー、ちっちゃくて強気で口の悪い男って大好き。

 

「わざわざ言わせんな」とか「全く…変わった奴だ」とか、尊はね、ボソッとつぶやくのがクル。

主人公との剣道対決のシーンとか、本当めちゃめちゃよかったよ。このルート入ってから幸せホルモンの分泌量がえらいことになってますから。

 

「変なやつだな、おまえ。勝たなきゃ意味ねぇだろ。ばーか」いいよね、この「ばーか」も。あと変なやつだな、もほぼほぼ告白ですからね。脳内変換によると。好きだと言ってますからね(俺のこと)。

 

なんかとっととデレてくれている、嬉しい誤算!

まだ第1章にも突入していないのになんだろう、この体育祭の甘い雰囲気は。

 

この人、本当に根が純粋なんだろうなあ。だから態度をトゲトゲして、口もうんと悪くして、精一杯人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しているのだけれど、そのピュアさと情の深さってだだ漏れなんだよなあ。

こういうキャラはどの物語にも必須。乙女ゲー詳しくないですけど、前回の記事でも書いたけど十三支演義 偃月三国伝の夏侯惇もその枠だし、進撃で言えばリヴァイ。

 

全乙女のDNAに「こういう男、たまらん(*´д`*)ハァハァ」という情報がインプットされているのだと思います。


”「尊さんに認めてもらえるような雑草になってみせます、私」”
いやうすうす気づいてたけど、このゲームの主人公ホントいい子だよね?よく乙女ゲーの主人公にイラつく的なの読んだりするけど、なんかわりと健気でグッとくること多しです。


屋上シーンも多かった。よく屋上で二人きりになっておりました。
「大人しくしてろ。大声出さなくても、いるのはわかってる」

デュッフォ……(←わたしが飲んでた紅茶を吹いた音)

 

この「「大人しくしてろ」すごい。すごい、名「大人しくしてろ」だった。こんなん言われたらわたし永遠に大人しくしていられる自信ある。

 

尊がさー、まだ第1章なのになんかもうやさしい(号泣)。

で、外見的には好みの要素ゼロなのにこの剣道勝負の時のスチルがすっごくいい。

 

彼は粗野に振る舞ってるんだけど、顔立ちがものすごく端正なんですよね。その端正さも、他のキャラのバルドルとかアポロンとかの貴公子然とした端正さじゃなくて、本人がその美しさにぜんぜん無頓着というところから生まれる、「あれっこの人、よく見るとすっごく綺麗な顔…」ってうっとりするようなやつです(どんなだよ)。

 

ここでも「おまえは女だしな」って言って、自らハンデつけてくれちゃうところも、細かいですけど尊らしいなーと思って萌えました。あ、萌えっていうか、別に糖度とか好みとかそういう次元じゃないから。

ごく普通に胸がときめくんだよなー、彼とのやりとりは。

 

「どうした……よけるなよ?」からの「潔くいっちまえよ」に、別の脳が湧きました….。

 

「何度も言わせるな。そうだって言ってんだろ」
うっはぁ…。なんかこのルート、変な声出る(主に俺のw)

 

なんかすごいわかった。わかっちゃった。甘いセリフが聞きたいわけじゃないんだなー。エロいセリフが聞きたいわけでもないんだなー。うん、これ本当にどうかと思うけど、

好きになった相手の、心の内側がホロっと外側に漏れる瞬間の、
その声が聞きたいんだよなー!

 

その点、尊はギャンギャンうるさくがなりたてるセリフと、ため息まじりの静かなセリフが絶妙にブレンドされていて、セリフ的な糖度の点では甘くなくても、思わずわたしの息が漏れてしまう……と。

 

この剣道一本勝負でもうわたしのメロメロスイッチは完全にオンになりました。

 

”尊がさっき攻撃をしなかったのは、このせい?”っていうところ。

ぜんぜん自分勝手じゃない。本当に本当にやさしい。こんなのやばいよー。この時点で涙腺崩壊しそうでした。好き…!って危うく駆け寄って告ってしまうところでした。

たびたび不意打ちで来る「変な奴」が甘いよう。甘すぎるよう。エーンエーン。

 

 

誰?誰ですか?糖度低いって言ったの….
めちゃめちゃ甘く感じるのわたしだけ?

 

”仕上げとばかりに頭を優しく撫でる。” あ、あ、頭ナデナデまで….
これハデスルートの時はけっこういただいていたんですけれど、それから3人ほどなかったんで。大好物なんです。

 

尊はいったん懐に入ってしまえば、身内にはとことん優しくって世話焼きなんだよね。そうだそうだ、知ってたこれ。でもそっか。尊ルートはその内側に入れるってことなんだよね。改めてすごい。

”尊の何気ないやさしさが心を溶かしていく” というね。これ順序的にも良かったかも。

アポロンルートも月人ルートもこういうやさしさが主人公に向けられていくシナリオではなかったので、今さらながら心がじんわりしてきております。

 

なんだろう、第2章にしてこのかつてない甘さ……。


尊の設定は激昂すると歯止めがきかなくなり、破壊的なまでに暴力に走るという性質。
この性質と、そのせいで過去に犯した罪とそれに対する周りからの孤立で彼は深いトラウマを抱えているわけです。

 

第2章の後半あたりから、伏線が張られていくわけで、それはつまり

弱り気味の色っぽい尊がふんだんに現れてくる!
ということです(要約が偏りすぎている気がしなくもない)。

 

「おまえ……呆れたろ。こんなおれで」
いい〜。ちっちゃくて強気で粗野で、なのに顔立ちが端正で心根がやさしい細マッチョが弱気になっているところ美味しすぎる〜。

 

ここまでほとんど他キャラが絡まず、終始ふたりきりでいい汗流してるんですが、ここにきて合宿です。月人が絡んでくるんですが、もうね、尊に夢中すぎて何も感じない自分がいます。やー!楽しいなこのルート!

そして
布団一組しかないラッキーきたきた!!

 

一体どれだけ前世で徳を積んでおけばイケメンと二人きりで合宿&布団一組というラッキーに恵まれるんだろうか(遠い目)。

 

「何もしねぇよ。おまえの嫌がることは」

マ ジ で 何もされなかった。

ぐーぐー寝ましたからね、尊さん。しょんぼりしすぎて目にうっすら涙がにじんたところで、何ですかこの最強なスチルは….!!

 

この腕の感じ完璧。ちょうど胸の下に当たってる感じも完璧。そして尊の上着がめくれて腹筋がチラ見えしている…ではないですか….。うっすら滲んでいた涙が今、ダラダラと頬を伝って流れております。


「逃げんな…….もっとこっち…..こい」
ぐはぁァ!甘っ…エロっ…(号泣)!

身体中から変な液体出そうになりました。ていうかちょっと色々出ちゃいました。


第3章入りまして、案の定トラウマ発動して行方不明になる尊。
尊を一人にはさせない!と走り出して、夏の海で二人は出会う!のに、

ちょ、おま、なぜその服なんだよ(笑)。
私服で吹き出すシリーズ健在。

 
ここからね、みなさまに大切なお知らせがあります。

 

本ゲームにおけるエンド回収戦略を変えました。これまでは恋愛エンド2が一番好みで、その次が恋愛エンド1だったので、それを最後にとっておく戦略だったのですが、これは終わりが甘くて幸せなのはいいんだけれど、

 

この第3章までの流れでだいぶ気持ち良く恋愛ゲーム!乙女ゲーム!いいないいな楽しいな!からの盛り上がっている気持ちの流れがぶつ切りになっちゃうんですよね。

 

そしてこの尊ルートはとっても良いルートで、照れて身をよじるようなセリフのある高い糖度ではないまでも、ぶっきらぼうな中にも優しさが見え隠れする、そういうのでこれでもかってほど萌えられる、糖度控えめなのに感覚的ににはめっちゃ甘い!ルートなんですよ。

ここで主人公ポカーンが予想される宿命エンドに、わたし、いけない…….!!

 

というわけで、進みます!いざ恋愛エンドへ!ひゃっほーう。

 

恋愛に進みつつ、1、2への分岐へと至るまでのいわば恋愛共通ルート?みたいなところが、このゲームやってて最高に萌えたぎったところでした。もう最推しこれで確定かなって思う(ダークホースのロキがどこまでわたしを夢中にさせてくださるか未知数だけどw)。


学園モノだったら、告白シーンは屋上に呼び出しと相場は決まっているわけで、ここからはボタンを押す手をブルブル震わせながら読みました。

 

「心が壊れちまいそうだ……」
「……好きだ」ぎいいいいやああああああああ

 

この「……好きだ」の前に一呼吸おく感じ!すごいよかった。よかったよ、イイヨイイヨーって胸を震わせていたらそこに畳み掛けての

 

「おまえのことが好きだ」

 

もう、絶妙に、ミリ単位で上ずる声の感じとか。”気持ちを確かめるように尊は私をがむしゃらに抱いた。” 
がむしゃらに抱いてくれた…(´;ω;`)ブワッ

からの、さらにダメおしの「好きなんだ…….」

 

呼吸が整うまで40分くらいかかりました。マジでドキドキした。
「……好きだ」→「おまえのことが好きだ」→「好きなんだ…….」ですよ?こんな完璧な告白がこの世にあろうとは(編注:この世にはないです。2次元の世界にしかないです)


ハアハア。(呼吸整えつつ)こんな感じの4つのエンドに分かれていきます。


恋愛エンド1 海より深い愛
恋愛エンド2 繋いだ手のぬくもり
宿命エンド1 英雄の帰還
宿命エンド2 一筋の涙


恋愛エンド1、わたし現代に帰らせていただきますエンド。

その事実を告げてかーらーのー、

「おれまで泣いちまうだろ。…….ばか」
「わかった……泣きたいだけ泣け。今のうち全部出し切っちまえ」
「全部受け止めてやるからよ」

この人と離れるなんてむり。これぞむりゲー。
今から選択肢変えに行かせてください!

 

卒業式とかもはや4巡目なのでめっちゃ高速連打。

別れを覚悟して、最後にやっぱり屋上でふたりの時間をすごします。
ここでスチル。ほっぺにちゅのスチルはすごく美しかった。むしろ唇へのキスじゃなくてよかったのかもしれない。

「後悔しそうだから、もう1回言っとく」
「おまえが……好きだぜ」

あー、このエンドの尊のセリフは全て神がかってます。神がかり的に本当に素晴らしい。こんなの無理、絶対無理、別れられない。

別れたくないよーーーーー(絶叫)。

 

でもま、4巡目ですからね。現代に迎えに来てくれる的な金太郎飴エンドってわかっちゃってますからね、と斜に構えている自分が悲しいぜ。


お迎えシーン最後のスチルの、尊の、表情が。もうやばい。雄弁すぎます。

やっと….会えた….。
ここでもう一回俺的な号泣タイムくる…のに、アレ?なんか歌声が。

けっこう陽気なビートの明るい歌声が。

これが例の、合わない歌が流れてくる事件かーーーーーーーーーーーー笑笑笑

 

って笑えねぇぇぇ!!!(激昂した尊の声で)

なんでこの歌ここに挿入した?演出の方に小一時間問い詰めたい。いつものソラーシシシーラシシー🎶ってやつで良かったじゃんかあ(号泣)!

 

「もう、絶対おまえのこと離さねえ。そう決めたんだ」
めっちゃいいセリフだったのに、よく聞こえなかった…。こんなことってwww

 


恋愛エンド2はね、元気よくワンコなエンド。

「おまえのこと愛してるって言ってんだよ!」
「わかれ、馬鹿!何度も言わせんな」

あっま!ここにきて最高の「馬鹿」いただきました。もう尊に馬鹿って言わせたら右に出るものはいない。


宿命1は、いろんな人が書いてることだけどもうちょっとシナリオがんばったらすっごいいいエンドになったんじゃないかなと思いました。あ、尊ルートはね、あんまり主人公ポカーン置いてけぼりな感じがないんだよ。これは新鮮だったし、宿命なのにしっかり

「今まで生きてきて、おまえと過ごした時間が一番だ」

みたいに、尊の思いも伝えてくれます。糖度高いか低いかで言ったら、歯の浮くようなロマンチックな言い回しってそれほどなかったにせよ、大事な時にこういう直球のセリフをしっかり言えちゃう男性ってやっぱり素敵だよ。尊はただただ、いい男でした。

 

なのに、「…….続きは、あいつを倒してから聞かせてくれ」ってちゃんと余韻があったのに、主人公の”この気持ちはしまっておこう。” が非常に残念。
へ?しまっちゃうの?マジで?

って、主人公ポカーンエンドならぬ、俺ポカーンエンドでした。

 

ラスト、宿命2。月人が…月人が犠牲に…エンド。以上!
もうここはいいよ。ここわたしあんま覚えてない(笑)。これももうちょっとシナリオどうにかなったよねえ。これじゃあ月人が死に損。


みたいな感じで、萌えセリフはこちら。

 

「ぜってー勝つ」
「心も……強くならねぇと……な」
「おれといる時はおれが守ってやっから、ちったぁリラックスしろ」
「ばっか、そんなことねぇよ!」
「大人しくしてろ。大声出さなくても、いるのはわかってる」
「……そ、そこまで言うんなら。もらってやってもいいぜ」
「なら、ほら、早く受け取れよ。おまえにやるって言ってんだ」
「逃げんな…….もっとこっち…..こい」
「登るんだろ」
「……そんなのわかるだろ。言わせんな!」
「ガキだよな……」
「おまえが信じてくれた自分を 俺は信じたい」
「つーか、こういうのはおれからするもんだろ」
「おい、足元気を付けろ。小石が転がってる」
「おれまで泣いちまうだろ。…….ばか」
「わかった……泣きたいだけ泣け。今のうち全部出し切っちまえ」
「全部受け止めてやるからよ」
「好きだ….」
「好きなんだ….」
「おまえが好きだぜ」
「……だから?」
「でもおれがどんだけおまえのことで悩んだか知ってんのか?」
「もっと早く言えよ。馬鹿野郎」
「おまえのこと、大事にする。幸せにするからな」
「おまえは後悔してねぇのか?」
「おまえのこと愛してるって言ってんだよ!」
「わかれ、馬鹿!何度も言わせんな」

「おまえと出会えて、良かった」

 

尊、よかったよ。こんなバカみたいな感想しか出ないほど、もう、一生分ときめかせていただきました。とにかくいい男だったよね。それしかいいようがない。
あと、「ばか」の威力がハンパない。

 

本当は毎回、萌えセリフの引用をどうしようか、ランキング形式にしてもっと絞ろうかとさんざん頭を悩ませているのですが、ランキングにしちゃうと

「バーカ」
「ばか…おまえ」
「….バカ」
「わかれ、馬鹿!」
「早く言えよ、馬鹿野郎」
「好きだ」
「好きなんだ」
「好きだぜ」

 

だけでほぼランキング埋まってしまって、まったく意味がわからないっていうか、尊の良さが伝わらないじゃん!!ってなりまして、とりあえずその他も入れてみました。いやー記憶を消してこのルートもう一回やりたいくらいです。この先、神々のどなたかにここまで入れあげる自信ないよー。

 

と、ちょっと弱気モードになりつつ、いよいよ「宿命が重すぎる」と評判の北欧神話ルートに入ろうと思います!バルドル→ロキの順番だよ!バルドルには1ミリも今のところ萌えておりません(笑)が、さあどうなる〜。


 

 
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